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収益性

SBC(株式報酬費用)

Stock-Based Compensation

会社が現金の代わりに従業員へ渡した株式の費用 — 利益を圧迫し、株主の持ち分を薄める非現金費用です。

かんたんに言うと

会社は従業員の給与の一部を、現金ではなく「自社の株式」で支払うことがあります。このとき、その株式の価値は会社にとって人件費、つまり費用(SBC)になります。

特徴的なのは、現金が直接出ていくわけではない点です。代わりに新しい株式を発行して従業員に渡す分、既存の株主が持つ会社の持ち分が少しずつ薄まります。これを「希薄化」といいます。

何が分かるか

SBCは特にITやバイオなどの成長企業でよく使われます。SBCが大きいと、「会計上の利益は問題なく見えても株主の持ち分が希薄化し続ける」構造になっていることがあります。見かけの利益の質を分ける項目です。

会社が別途示す「調整後利益」は、通常このSBCを除いて(より良く見えるように)計算されます。ですからSBCを知れば、その調整後利益が何を差し引いた数字なのかが分かります。

計算式

SBC強度 = 株式報酬費用 ÷ 純利益 × 100(銘柄詳細の品質指標の基準)

高いとき・低いときの意味

純利益に対して30%以下なら良好、それより大きければ注意と見るのが一般的です。現金ではない費用が利益を支えている割合が大きい、という意味だからです。

会社が従業員に株式報酬をまったく付与していない場合、この項目は「開示にありません」と表示されます。

留意点

SBCは現金が出ていかないため、フリーキャッシュフロー(FCF)には費用として計上されません。そのためFCFだけを見ると、会社が実際よりも現金を稼いでいるように見えることがあります。SBCが大きい会社では、「株式数が増えたか(希薄化)」がその抜け落ちた費用を代わりに示します。

会社が「調整後営業利益」からSBCを除いて発表すると、マージンが実際より良く見えることがあります。강강──強調される利益が会計基準か調整後の数値かによって値が分かれます。

SBCの金額は費用の大きさであり、株主の取り分がどれだけ薄まったかは株式数の変化に表れます。自社株買いで希薄化を打ち消す会社もあるため、株式数の変化がその打ち消しの有無を示します。

一緒に見るとよい指標

実際の銘柄で見る

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Stocklore がこの指標をどう計算しているか(計算式・しきい値・SEC の出典)は算出基準のページで確認できます。

この用語解説は情報提供・参考用であり、特定の銘柄の売買を勧誘するものではありません。投資判断と責任はご利用者本人にあります。