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マクロ・経済

PPI(生産者物価指数)

Producer Price Index

企業が製品を作って売るときに受け取る価格(生産者段階の物価)がどれだけ上がったかを見る指標 — 消費者物価(CPI)の前の段階。

かんたんに言うと

PPIは、企業が製品を作って卸すときに受け取る価格がどれだけ上がったかを見る指標です。私たちが店で支払う値段(CPI)ではなく、その前の段階である「工場出荷価格」の物価です。

生産者段階で価格が上がると、時間差をおいて消費者価格(CPI)にも波及することが多いです。そのためPPIは「今後の消費者物価がどこへ向かうか」を先に垣間見る手がかりとしても使われます。

何が分かるか

PPIは、物価の圧力が供給網の上流で積み上がっているかを示します。PPIが先に上がれば、やがてCPIも追って上がりうるというシグナルになることがあります。

企業にとってPPIの上昇はコスト負担です。その負担を製品価格に転嫁できればマージンを守れ、転嫁できなければマージンが削られます。

計算式

PPI = 生産者が出荷段階で受け取る価格の変動を指数化(米国労働省が発表)
CPI(消費者物価)より供給網の前段階の物価

高いとき・低いときの意味

PPIが上がると生産段階の物価圧力が強まっていることを意味し、CPIや金利の見通しに影響します。CPIと同じ方向なら、物価の流れのシグナルがより明確になります。

ただしPPIが常にそのままCPIにつながるわけではありません。企業がコスト上昇をどこまで消費者に転嫁するかによって変わります。

留意点

PPIが上がっても、CPIが必ず一緒に上がるとは限りません。競争が激しいと、企業がコストを価格に転嫁できず自ら吸収することもあり、生産者物価と消費者物価が分かれることもあります。

エネルギー・食品のように変動の大きい項目を除いたコアPPIも合わせて見ると、トレンドがより見えやすくなります。

PPIはマクロ指標です。この用語は市場ニュースを理解するための背景知識です。(※ 当画面では個別企業のSEC開示に基づく財務を扱います。)

一緒に見るとよい指標

実際の銘柄で見る

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Stocklore がこの指標をどう計算しているか(計算式・しきい値・SEC の出典)は算出基準のページで確認できます。

この用語解説は情報提供・参考用であり、特定の銘柄の売買を勧誘するものではありません。投資判断と責任はご利用者本人にあります。