モメンタム (Momentum)
上がる株はさらに上がり、下がる株はさらに下がるという傾向に乗る考え方 —「トレンドは友達」というトレンドフォロー戦略。
かんたんに言うと
モメンタムは「走っている馬に乗る」やり方です。上がる銘柄はしばらくさらに上がり、下がる銘柄はさらに下がる傾向(慣性)があると考え、その流れに乗るのです。「トレンドは友達」という言葉がこれを表しています。
バリュー投資(価格が価値より低いものを買う)とは性質が異なります。モメンタムは「すでに上がっている、価格水準が高いかもしれない」ものを買います。流れそのものに賭けるのです。
何が分かるか
モメンタムは「市場が一方向に動くと、しばらくその方向を保つ慣性がある」という観察から生まれました。人々の偏りや遅れた反応がトレンドを持続させると考えます。
ただしモメンタムの弱点は「トレンドが折れる瞬間」です。流れが変わると素早く逆方向の影響を受けるため、いつ降りるかが最も難しい点です。
計算式
モメンタム = 最近の強い流れ(上昇/下落)がしばらく続くという傾向に期待する戦略 「上がっているものを買い、下がっているものを避ける」
高いとき・低いときの意味
強い上昇トレンドが続く局面ではモメンタムがよく機能しますが、市場が方向を頻繁に変える(横ばい・転換)局面では空振りが多くなります。
トレンドが折れるときに損失が急速に膨らむことがあるため、モメンタム戦略は通常、厳格な損切りとともに用いられます。
モメンタムは「トレンドは永遠に続く」と信じると危険です。最も強く上昇した直後が天井であることも多く、遅れて乗ると трендの転換で大きく巻き込まれます。(概念の説明であり、売買の勧めではありません。)
モメンタムはファンダメンタルズではなく流れに賭けるものなので、「なぜ上がっているのか」の根拠が弱いことがあります。流れだけを追うと、バブルの終盤に巻き込まれやすくなります。
一緒に見るとよい指標
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この用語解説は情報提供・参考用であり、特定の銘柄の売買を勧誘するものではありません。投資判断と責任はご利用者本人にあります。