ブルトラップ・ベアトラップ (Bull/Bear Trap)
上がりそうに見せかけて下落するのがブルトラップ、下がりそうに見せかけて上昇するのがベアトラップ — トレンド転換のように見せる偽のシグナルです。
かんたんに言うと
ブルトラップは、株価が「これから上がる!」と思わせるように少し上に抜けたあと、追いかけて買った人を閉じ込めて再び下がることです。雄牛(上昇)にだまされて閉じ込められる罠ですね。
ベアトラップはその逆です。「これから下がる!」と思わせるように下に抜けて怖がらせ、売らせたあとで、すぐに上がって売った人を悔しがらせます。熊(下落)にだまされて閉じ込められる罠です。
何が分かるか
これらの表現は「トレンドが変わったように見えるサインが偽物のこともある」ということを教えてくれます。一時的な突破や割り込みを本物の転換だと信じて追いかけると、正反対の動きに巻き込まれやすいからです。
そのため一度の突破・下抜けだけでは本物と罠は分かれず、出来高やその後の時間の経過で分かれます。
計算式
ブルトラップ = 上昇ブレイクのように見えて買いを誘った後に下落(買った人が閉じ込められる) ベアトラップ = 下落ブレイクのように見えて売りを誘った後に上昇(売った人が閉じ込められる)
高いとき・低いときの意味
出来高が乏しい突破・割り込みは罠(トラップ)の可能性があると見られています。本物のトレンド転換は通常、出来高を伴って起こるからです。
ただし本物か罠かは、後になってはじめて明らかになります。ですから一度のシグナルだけでは本物か罠かは分かれません。
チャートの突破・割り込みひとつだけを見て売買を追いかけると、トラップにはまりやすいです。特に出来高を伴わず一瞬だけ動いたサインはだましのことがあります。(概念の説明であり、特定の売買を勧めるものではありません。)
「これは罠だ」と先に決めつけるのも危険です。本物の転換を罠と誤解して機会を逃すこともあります。結局は一つのサインよりも流れの中で見えてきます。
一緒に見るとよい指標
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この用語解説は情報提供・参考用であり、特定の銘柄の売買を勧誘するものではありません。投資判断と責任はご利用者本人にあります。