レバレッジ・インバースETF (Leveraged・Inverse ETF)
指数の1日の変動を2〜3倍に拡大したり(レバレッジ)、逆方向に動くように(インバース)設計されたETF — 短期のベット向けの高リスク商品です。
かんたんに言うと
通常のETFが指数に1倍で連動するのに対し、レバレッジETFは指数が1日1%上がったときに2〜3%を狙うように作られた商品です。逆にインバースは、指数が下がるときに上がるように作られています(いわゆる「ダブルインバース」は下落の2倍)。
倍率は「1日」基準です。1日分の倍率に合わせるために毎日リバランスを行うため、何日も経つと単純に「指数×2」にはなりません。
何が分かるか
短い期間の方向に強くベットしたり(レバレッジ)、下落にベット・ヘッジしたり(インバース)する用途で使われます。
上がるときは大きく得られる一方、外れればその分早く失う高リスクの道具だということを示しています。
計算式
レバレッジ = 基礎指数の「1日」の騰落率 × 2倍または3倍に連動 インバース = 基礎指数の「1日」の騰落率 × −1倍(または−2・−3倍)に連動
高いとき・低いときの意味
強い一方向のトレンドが短く続く場合、レバレッジ・インバースは意図どおり大きな収益を生むことがあります。
上下に揺れる相場では毎日のリバランスによって価値が少しずつ削られ、指数が元の水準に戻っても損失が残りやすくなります(ボラティリティ・ドラッグ)。
レバレッジ・インバースETFは「1日」の倍率を合わせる商品なので、長期保有には向きません。数日経つだけでも期待した倍率と大きくずれることがあります。
運用報酬が高く、揺れる相場では価値が目減りしていく(decay)という構造的な弱点があります。
短期のトレーディング・ヘッジ用の道具であり、長く寝かせる投資とは性格がまったく異なります。それ自体が売買の推奨ではありません。
一緒に見るとよい指標
この用語を扱う使い方
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この用語解説は情報提供・参考用であり、特定の銘柄の売買を勧誘するものではありません。投資判断と責任はご利用者本人にあります。