S-8(役職員向け株式報酬の登録)
役職員に渡す株式をあらかじめ登録する書類 — 何株を新たに発行できるようにしてあるかが記載されます。
かんたんに言うと
会社が役職員に株式やストックオプションで報酬を支払うときに使う株式は、SECにあらかじめ登録しておいたものです。その登録書類がS-8です。
「これだけを役職員報酬用に使います」と先に枠を確保しておくものなので、提出したからといってすぐにその分が発行されるわけではありません。
何が分かるか
登録した株式数が記載されています。その数を発行済株式数と比べると、「役職員報酬で最大どれくらい増えうるか」の規模を見積もれます。
頻繁に提出する会社は、株式で人に報いる比重が大きいという意味です。その費用は財務諸表に株式報酬費用(SBC)として計上されます。
計算式
S-8 = 役職員報酬プラン用の株式登録 提出すると、その株式は別途の手続きなしに発行できるようになります 提出先: SEC EDGAR
高いとき・低いときの意味
登録された株式が実際に発行されると、既存株主の取り分はその分減ります(希薄化)。会社が自社株を買い戻してその分を戻すこともあります。
当画面では株式報酬費用と発行済株式数の推移を併せて表示します — S-8は「これから使う枠」、その2つは「実際に使った結果」です。
**登録=発行ではありません。** 登録だけしておいて数年かけて分けて使ったり、使い切らない場合もあります。
S-8には審査がありません。提出すると直ちに効力が生じる書類なので、「SECが検討した」という意味に読んではいけません。
会社が成長する中で何度も提出するのはよくあることです。1件だけでは実際にどれだけ増えたかは分からず、その答えは発行済株式数の推移にあります。
一緒に見るとよい指標
実際の銘柄で見る
Search US stocks on Stocklore to see S-8(役職員向け株式報酬の登録) and other financial metrics alongside the sector benchmark.
この用語解説は情報提供・参考用であり、特定の銘柄の売買を勧誘するものではありません。投資判断と責任はご利用者本人にあります。