FRB(Fed・連邦準備制度)
米国の中央銀行 — 政策金利を決め、通貨量を調節して物価と雇用を管理し、その決定が世界中の株式市場を揺らす。
かんたんに言うと
Fed(連邦準備制度)は米国の中央銀行です。日本の日本銀行のような役割ですが、米ドルが世界の基軸通貨であるため、Fedの決定は米国だけでなく世界中の株式市場・金利に影響を与えます。
Fedは年に8回開かれるFOMCという会合で、政策金利を上げるか下げるかを決めます。そのため投資家は、この会合と議長(現在はパウエル氏)の一言に神経を尖らせています。
何が分かるか
Fedは二つの目標を天秤にかけています — 物価の安定(インフレを高くなりすぎないように)と最大雇用(仕事)です。物価が過熱すれば金利を上げて冷まし、景気が冷え込めば金利を下げて支えます。
そのため「Fedが何を見ているか」が分かれば金利の方向を、金利の方向が分かれば市場全体の雰囲気をあらかじめ推し量れます。Fedの決定は、個別企業の業績とは関係なく株価全体を動かす力です。
計算式
Fedの金利決定 = 年8回のFOMC(連邦公開市場委員会)会合で政策金利を決定
高いとき・低いときの意味
Fedが金利を上げてお金を引き締める(引き締め)とリスク資産には通常逆風、下げて緩める(緩和)局面では追い風と読まれます。ただし市場は決定そのものよりも「予想と違ったかどうか」により反応します。
会合では決定とあわせて、今後の方向性(フォワードガイダンス)も示されます。言葉のニュアンスが変わるだけで市場が揺れることもあります。
市場はFRBの決定を「あらかじめ」織り込もうとします。そのため金利を上げても、すでに予想されていた場合は株価がむしろ上がることがあり、同じ決定でも予想を外れると大きく揺れます。つまり市場が動く幅は、決定そのものよりも予想との差から生まれます。
FRBの発言は常に慎重で曖昧です(市場への衝撃を抑えるため)。そのニュアンスを過大・過小に解釈する危険が常にあります。
FRBの動きはマクロの領域なので予測が難しく、個人が追いかけて売買するには無理があります。この用語は市場ニュースを理解するための背景知識です。(※ 当画面は個別企業のSEC開示の財務を扱います。)
一緒に見るとよい指標
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この用語解説は情報提供・参考用であり、特定の銘柄の売買を勧誘するものではありません。投資判断と責任はご利用者本人にあります。