コンセンサス (Consensus)
複数の証券会社のアナリストが出した業績・目標の予想値の平均 — 市場の期待水準を一つの数字にまとめたもの。
かんたんに言うと
一つの会社を複数の証券会社のアナリストが分析します。それぞれが「今四半期の売上・EPSはこのくらいだろう」と予想を出し、その予想を平均したものがコンセンサスです。
簡単に言えば「市場が揃って期待している平均的な目線」です。実績がこの目線を超えるかどうかが、アーニングサプライズ・ショックの分かれ目になります。
何が分かるか
コンセンサスは「この株価にすでに織り込まれている期待」を数字で示します。株価は通常コンセンサスをある程度反映しているため、実績がコンセンサスどおりだと株価はあまり動かず、そこから外れると動きます。
ですから実績を見るときは「良かったか」ではなく「コンセンサスと比べてどうだったか」で読むと、市場の反応を理解しやすくなります。
計算式
コンセンサス = その会社を分析する複数のアナリスト予想の平均(または中央値)
高いとき・低いときの意味
コンセンサスが時間とともに上がっていけば(上方修正)市場の期待が高まっていること、下がれば(下方修正)期待が冷めていることを示します。この「予想値の方向」は、決算発表の前でも雰囲気を映してくれます。
実績がコンセンサスを上回っても、そのコンセンサス自体がすでにかなり引き下げられていた場合は、単純に良いとばかりは言えません。
コンセンサスは「平均」なので、アナリストの予想が大きく分かれているときは代表性が弱くなります。皆が似た見方なのか、意見が割れているのか(ばらつき)まで分かると、より正確です。
アナリストの推定は、会社が出すガイダンスの影響を受けます。会社が期待を低めに設定しておくと、コンセンサスも下がり、「超えやすい目線」がつくられることもあります。
コンセンサスは将来の推定なので外れることがあります。特に業況が急変する場合や、前例のない事業では推定の信頼度が下がります。(※ この画面はSEC開示に基づく確定した実績を示すだけで、将来のコンセンサス推定値そのものを提供してはいません — この用語は決算記事を読むときの背景知識です。)
一緒に見るとよい指標
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この用語解説は情報提供・参考用であり、特定の銘柄の売買を勧誘するものではありません。投資判断と責任はご利用者本人にあります。