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S-1(証券登録届出書)

Form S-1 Registration Statement

株式を新たに売るためにまず提出する登録書類 — 上場(IPO)時に初めて提出し、その後も新たに売るたびに提出します。

かんたんに言うと

会社が株式を新たに発行して一般に売るには、まず SEC に書類を提出して審査を受けます。その書類が S-1 です。

上場するときに最初に提出するものとして知られていますが、すでに上場している会社も、新たに株式を売り出したり、既存株主の株式を市場に出したりするときに改めて提出します。

何が分かるか

どれだけを、どんな条件で売ろうとしているのかが書かれます。その数を今の発行済株式数と見比べると、既存株主の取り分がどれくらい薄まりうるかの大きさを見当づけられます。

調達したお金を何に使うかも書かれます(資金の使途)。借金を返すのか、設備に入れるのか、運転資金なのかがそこで分かれます。

リスク要因が長く付きます。会社が自ら書いたものなので、同じ会社の[10-Kのリスク要因](risk-factors)と見比べると、何が新しく入ったのかが見えてきます。

計算式

S-1 = 証券を公募する前に提出する登録届出書
SEC の審査を経て «効力発生(effective)» となって初めて売却できる
※ すでに要件を満たす会社はより簡易な [S-3](shelf-registration) を使う

高いとき・低いときの意味

[S-3](shelf-registration)と目的は同じで、手続きが違います。S-3は要件を満たした会社があらかじめ登録しておき、必要なときに取り出して使うもので、S-1はその資格がない場合や初めて売り出す場合に使います。

この画面では最近の開示一覧でこの書式をお見せしており、実際に株式数が増えたかどうかは発行済株式数の推移で確認できます。

留意点

**提出=発行ではありません。** 審査中に条件が変わったり、そもそも撤回されたりすることもあります。効力が生じてはじめて売ることができます。

**登録した数をすべて売るわけでもありません。** 上限を余裕をもって設定しておくことがよくあるため、実際の発行はそれより少ないことがあります。

既存株主が自分の株式を売る転売登録もS-1で行います。その場合、会社に新しく入ってくるお金はなく、株式数も増えません — 表紙の「誰が売るのか」を見ると分かります。

一緒に見るとよい指標

実際の銘柄で見る

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Stocklore がこの指標をどう計算しているか(計算式・しきい値・SEC の出典)は算出基準のページで確認できます。

この用語解説は情報提供・参考用であり、特定の銘柄の売買を勧誘するものではありません。投資判断と責任はご利用者本人にあります。