配当利回り (Dividend Yield)
株価に対して1年間の配当金が何%か — 株を買うと配当で得られる年間利回り。
かんたんに言うと
1株100ドルの株式が年に3ドルを配当として出すなら、配当利回りは3%です。
銀行の利息のように「この株を持っていれば、株価が上がらなくても配当で年に何%を受け取れるか」を示します。そのため、配当を見て投資する人にとって中心的なものさしです。
何が分かるか
株価が上がり下がりするのとは別に、保有しているだけで入ってくる現金収入を見積もれます。
市場金利(預金・債券の利息)としばしば比較されます。金利より配当利回りが高いと、配当銘柄の魅力が増すと見られることもあります。
計算式
配当利回り = 年間1株あたり配当金 ÷ 現在の株価 × 100
高いとき・低いときの意味
配当利回りが高いと、株価に対して多くの配当を出しているという意味です。
ただし、配当を増やしたからではなく、株価が下がったために利回りが高く見えている場合もあり、高ければ必ず良いというわけではありません。
配当利回りが急に高くなった場合、会社が配当を増やしたからではなく、株価が急落したためかもしれません(分母である株価が小さくなる)。この場合は、まもなく配当が減らされる(減配)リスクのサインでもあります。
配当を余剰現金(FCF)でまかなえているのか、借金をして出しているのではないかを併せて見ると、その配当が続けられるかどうかが分かります。
成長企業は、あえて配当を出さずに事業へ再投資することもあります。配当利回りが低いからといって悪い会社というわけではありません。
ゼネラル・エレクトリック(GE)は100年以上にわたって配当を出してきた、米国を代表する配当銘柄でした。ところが2009年の金融危機で配当を3分の1の水準まで減らし、さらに2017〜2018年に事業が崩れると、配当を1セント水準まで大幅に削りました。
配当だけを見てGEを「安定している」と信じていた投資家は大きな衝撃を受けました。配当利回りが高く見えても、その配当を出せるだけ会社が稼げなければ配当は減らされます(利益・フリーキャッシュフローにそれが表れます)。配当は確定した約束ではなく、会社の状況によって減らされることがあるからです。
一緒に見るとよい指標
この用語を扱う使い方
実際の銘柄で見る
Search US stocks on Stocklore to see 配当利回り and other financial metrics alongside the sector benchmark.
この用語解説は情報提供・参考用であり、特定の銘柄の売買を勧誘するものではありません。投資判断と責任はご利用者本人にあります。